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静的ページ向けの問い合わせフォーム実装ツール espar form が「フォーム営業ブロック機能」を提供開始

2026年3月31日
株式会社フィードテイラー
代表取締役 大石裕一

静的サイト向けの問い合わせフォーム実装ツール「espar form」を提供する株式会社フィードテイラー(本社:大阪市北区、代表取締役:大石裕一)は、問い合わせフォームを使用した営業行為(以下「フォーム営業」)への対策として、入力値パターン・IPアドレス・UserAgentの3つの条件で問い合わせ送信を拒否できる「フォーム営業ブロック機能」を、2026年3月31日より標準機能として提供開始いたします。

フォーム営業の増加と対策の難しさ

近年、企業のWebサイトに設置された問い合わせフォームに対して、営業目的のメッセージが送信されるケースが増加しています。当社が運営するサイトにおいて、前年比で約40%の増加を観測している例もあります。

従来、問い合わせフォームにおけるスパム対策は、フォームの送信用URLに対して直接POSTリクエストを送りつけるプログラムへの対策が中心でした。

しかし、昨今顕著に見られるフォーム営業は、ブラウザを自動操作するプログラムやChrome拡張を用いた自動入力ツールや、それらの併用、さらにはエージェントAIによるブラウザ自動操作などが用いられています。中には、あえてテスト送信を行い、問い合わせフォームが存在するページを収集するリスティング目的の行為も存在します。

フォーム営業は、実在する企業や代行事業者が人手で送信作業を行っているため、reCAPTCHAのような従来のスパム対策では防ぐことができません。こうしたフォーム営業の増加は、本来の問い合わせへの対応業務を圧迫するだけでなく、重要な問い合わせの見落としにつながるリスクがありますが、これまで有効な策を打てずにいました。

フォーム営業のミスマッチは送受信の両側に不幸

フォーム営業の内容がミスマッチする場合、受信側だけでなく送信側の両方にとって非効率であるだけでなく、ひいては社会資産であるインターネットにもよくない影響をもたらします。

  • 受信側の負担: 関心のない分野の営業メッセージを確認・選別する工数が発生し、本来の問い合わせ対応を圧迫する
  • 送信側の負担: 関心を持たれない相手への送信に費やす工数や費用が無駄になる
  • インターネット全体への影響: 双方にとって価値を生まないトラフィックがインターネット全体で増加する

こうしたミスマッチを解消するには、受信側があらかじめ「受け取りたくないフォーム営業」を明示的にブロックできる仕組みが有効です。そこで、espar form を導入したフォームで以下の3軸で送信を拒否できる機能を搭載しました。

  • 特定のIPアドレスやIPレンジ
  • 特定のUserAgent
  • フォームに入力される値(メールアドレス、会社名、問い合わせ内容等)のパターン

本機能によって、フォーム営業の内容がミスマッチしやすい傾向のある送信元IPアドレスやUserAgentでブロックしたり、受信者側にとって関心のない分野のキーワードを含むフォーム営業をブロックすることができるようになります。

実際に設定する設定画面

espar form の管理画面に新設された「セキュリティ」タブから、フォームごとにブロックする条件を指定することができます。

espar form フォーム営業ブロック機能 設定画面

IPやIPレンジ、UserAgentを条件にできるほか、フォームの任意の入力要素をパターンマッチさせてブロックできるため、例えば以下のような運用が可能になります。

  • 頻繁にミスマッチなフォーム営業を送信してくる企業のメールアドレスやドメインを指定してブロックする
  • 会社名やお名前の入力欄にテスト目的と思われる特定文字列が含まれる場合にブロックする
  • 問い合わせ内容に自社に関心がない特定のフレーズやワードが含まれている場合にブロックする

入力要素ごとに複数のパターンを指定することができます。

フォーム営業をブロックする様子

ブロックする条件に該当する場合、エラーが表示されて送信完了に至らず、問い合わせそのものを送信できません。エラーメッセージは自由に定めることができます。

espar form フォーム営業ブロック機能 ブロック時の表示
(問い合わせ本文中の「AI駆動型の開発支援」という文字列を含む条件によりブロックした例)

ブロックした履歴で対策の有効性を確認

フォーム営業をブロックした記録を管理画面から確認することができます。

espar form フォーム営業ブロック機能 拒否履歴画面

入力値パターンによる拒否の場合は、マッチした対象のみが記録されます。個人情報保護の観点から入力値そのものは保存・表示されません。

提供条件

料金 追加費用なし(標準機能として提供)
提供開始日 2026年3月31日
対象 espar form をご利用中の全てのお客様

 

espar form について

espar formは、JavaScriptを貼り付けてCSSクラスを指定するだけで、静的ページに問い合わせフォーム機能を実装できるツールです。オンラインマニュアルも整備されており、PHPやメールサーバの知識がない方でも簡単にフォーム機能を実装できます。DMARC導入に欠かせない独自ドメインDKIM署名に標準対応するほか、Slack、Chatwork、各種クラウドサービスとの連携も可能です。詳しくは espar form のページをご覧ください。

 

■ 株式会社フィードテイラーについて

株式会社フィードテイラーは、CMSサイトを静的化して高速化・攻撃無効化を一挙両得できる「espar vault」、静的サイト向けのPHPレスなフォーム実装JavaScriptツール「espar form」など、静的化技術に特化したサービスでWeb制作現場の課題を解決するテクノロジーベンダーです。

■ 本リリースに関するお問い合わせ

株式会社フィードテイラー
info+esparform [at] feedtailor.jp